法律問題というと、自分が被害者になるケースを
想定することが多いと思います。
しかしながら、自分が加害者になってしまうケースというのも
法律トラブルにおいてはよくあるのです。
もっとも加害者となるケースが多いのは、交通事故でしょう。
例えば、近所づきあいをしている友人の子供を
お互いに送迎しているようなケースです。
夫婦が共働きしている家庭においては、このように
送迎を交代交代にしているところも多いのではないでしょうか。
もし、そのような送迎中に交通事故にあってしまった場合、
突如として法律問題の加害者になってしまいます。
仮に預かっている相手側の子供けがさせてしまった場合
当然運転していた親の責任が問われます。
重い後遺障害が残ってしまった場合、謝罪だけでは
許される問題ではなくなります。
この場合、治療費だけでなく、慰謝料の問題にも
発展してくると思われます。
特に、子供が小さい場合には、逸失利益の問題や
親の精神的な損害も大きいでしょう。
このの問題を弁護士を介入させずに解決するというのは、
実際問題として難しいのです。
当事者だけだとどうしても感動的なってしまいますので、
客観的な視点が欠けてしまうのです。
そのような意味でもトラブルが起こった時に
なるべく速やかに弁護士が介入できるような
システムがあったほうがベターでしょう。